西野監督の前日試合前会見からコロンビア戦と日本サッカーを予想する

西野監督の試合前日会見から今日6/19のコロンビア戦や西野ジャパンや日本のサッカーの将来を考察してみる。

勝つ為か、日本のサッカーの為か

引いて守る戦術でも、何でもいいから勝つ事を第一と考えているのか、日本のサッカーする事を第一と考えて、勝つことは第二と考えているのか。

出来れば勝つ事を第一と考えてもらいたかったが、西野監督のこの試合前日会見からは田嶋会長らの考える日本のサッカーが第一の様に思われる。

サイト内リンク:日本vsコロンビア 試合前日の西野朗監督公式会見要旨 | ゲキサカ

最早パスをつなぐポゼッションサッカーで勝ってもらうしかない。

会見内容

ロシアのサランスクに入ってからのコンディションについて聞かれた西野監督はまず大阪の震災の事を口にした。

6月18日8時頃起こった大阪の地震で幼い死者も出てしまった悲しい事なので当然といえば当然だ。

しかしこの様に日本での事を意識しているなら今までのコメントの中でもう少しサッカーファンの心情を汲んだコメントがあってもよかったはずだが。

サイト内リンク:田嶋会長と西野監督の謎のコメントを考察 | サッカー日本代表考察

日本国内の情報はあえて聞かない事に徹していたのかと思っていた。

そして選手たちの家族、身内、親族にも大阪に近い選手がいて精神的に動揺していると話した。

岡崎の事についてもメンバーに入っているとコメントした。

ホテル内のトラブルとして明け方警報機のトラブルがあり、睡眠不足に見える選手がいたそうである。

手違いなのか、故障なのか、人為的なものなのか、さすがワールドカップという感じだ。

記者からの質問があったので、本田の事も語っている。

選んだ理由として技術的、精神的な所でチームに必要で、本田が出場した2試合のテストマッチで本来の調子に戻ってきていると話した。

本田は先発からはずれるのか。

サイト内リンク:西野ジャパンコロンビア代表戦で本田外し決断か | サッカー日本代表考察

ハメスロドリゲス

ハメスについてはコロンビアの重要選手と位置付けているが、マンマークを付ける事はないとコメントしている。

グループやチームでハメスを自由にさせないと考えているようだ。

しかし試合の流れで必要ならマンマークを付けるとも言っていて、どちらとも取れる言い回しで、つまりは流動的に考えるという事だ。

これは当たり前の事で、試合の流れを見ながら、他の選手同士のバランスも考えて、試合中に判断する事だ。

最初から決めておく事ではない。

リアクションサッカーは否定

スタートからのリアクションサッカーは否定した。

ハリルホジッチはロシアワールドカップでリアクションサッカーをしようとしていた。

ハリルホジッチは相手を徹底的に研究して、弱点を突くような、相手に合わせたサッカーをするつもりだったようだ。

ハリルホジッチが来る前のザックジャパンのサッカーに守備的要素を加えたような、この1か月で作ってきた西野ジャパンのサッカーをするようだ。

まずコロンビアの攻撃を止める為の守備、そこからの勇気を持った攻撃、それは守備的という事や一人一人が守備で走り回るという事だけではないとの事。

ポゼッションサッカー

ボールをポゼッションしてその上で攻撃を仕掛けられるという自信を選手たちに持ってもらいたいとの事。

求めている事は理解できるが、それは無理だったとブラジルワールドカップで一定の結論が出て、そこから縦に早い要素を取り入れようとして、アギーレを招聘し、ハリルに至って、西野ジャパンになっている。

つまり時計の針をアギーレ解任まで戻してコロンビアと戦おうとしている。

レベル低下

しかもせめてアギーレの頃のパスサッカーのレベルまで戻っていればいいが、戻っているとは到底思えない。

戻っていなければ、コロンビア戦やセネガル戦ポーランド戦で悲惨な結果を招き、パスサッカーに対する大きな世論の批判をそのまま次の森保代表監督に引き継がせてしまうことになる。

ブラジルワールドカップの時のパスサッカーに対する批判のように。

準備期間

4年間準備期間のあったコロンビアのペケルマン監督に対して西野監督は1か月の準備期間しかなかったが、できる限りのことをしたとコメントしている。

繰り返すが、準備期間が短い前提があるからこそ、その期間で勝つことができるチーム作りをするべきだった。

勝つことを第一と考えるなら、という前提で。

勝つ前提か作る前提か

前提が日本のサッカーが第一で、勝つことが第二ならこのチーム作りは理解できる。

サイト内リンク:西野ジャパンとボトムアップ理論と日本人的文化と役割 | サッカー日本代表考察>西野ジャパンの本当の役割

今回の西野監督のチーム作りは、岡田監督が南アフリカワールドカップでベスト16まで勝ち進んだ、その場しのぎの勝つ為のものではないと思っている。

このロシアワールドカップに負けても次につなげていくためのものとしか考えられない。

フィジカル

西野監督はフィジカルについても、日本選手には俊敏性や連動性があると語っている。

日本はそれらも含めて持久力もあるはずだ。

今回はベテラン選手ぞろいでどこまで日本の良さを発揮できるかわからないが。

ちょっと無理があるかもしれないが、勝てる要素があるとすればその辺りではないか。

ボール支配率

コロンビアとの前回ブラジルワールドカップでの対戦で、日本のボール支配率はコロンビアのそれに勝っていたとまだいう人がいる。

問題はいかにパスを多く回せるかという事ではなく、できるならいかにパス数を少なくシュートまでもっていけるかという事である。

どれだけパスを回せてもシュートを打てないようなところでなら意味がない。

そしてシュートを打てるようなところにパスを出すという事は相手に取られる可能性も上がる。

それを恐れないでパスを出せなくては勝負にならない。

ブラジルワールドカップで辛酸をなめた選手たちは絶対勇気あるパスをたくさん出してくれるはずだ。

サイト内リンク:ロシアW杯23人は責任か仇を取らせる代表かを考察 | サッカー日本代表考察

ファンは全力で応援

4年なのか8年なのかわからないが、一時的に選ばれている日本サッカー協会会長が日本のサッカーはパスをつなぐサッカーと決めてしまって、そのサッカーをつき進めていく、という事が果たして良い事なのかどうか、誰にもわからない。

リアクションサッカーが正解なのかもわからない。

正解などないからサッカーは面白い。

最後まで勝つ為の、アルゼンチンと引き分けたアイスランドや韓国に勝ったスウェーデンの様な守備的戦術「マイアミの奇跡」を期待したが、この会見を見る限りそれは無い様だ。

日本のサッカーがパスをつなぐサッカーだと決めつけられるのはどうかと思うが、そこに忖度があったとしても派閥や学閥があったとしても圧力があったとしても、日本代表監督である西野監督が選んだサッカーなのだから、ファンとしては全力で応援するしかない。

今夜21時試合開始、いよいよコロンビア戦が始まる。

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