ハリルホジッチ監督解任の裁判提訴

ハリルホジッチ前監督の解任について、彼の弁護士がサッカー協会を提訴したという記事を観た。提訴の主な内容はハリルホジッチ前監督への名誉棄損である。その記事の中から解任について考察してきた当サイトの考察内容修正を行った。

スポンサーの意向ではなかったのか。

このサイトではハリルホジッチ前監督の解任の「さまざま」な理由のうちの一つに、スポンサーの圧力か、田嶋会長によるスポンサーへの忖度かという事を挙げていた。

しかし今回の件で田嶋会長はスポンサーから怒られていたという上記記事を目にした。

スポンサーに怒られていたのなら圧力や忖度はなかったことになるのか。

スポーンサーは一社ではない。

スポンサーと言っても一社ではない。

多くのスポンサーがあってその中の一社に対しての報告がなかったと考える事もできる。

ハリルホジッチ前監督の解任について別の会社が田島会長に圧力をかけたとも考えられる。

田嶋会長がスポンサーに報告を忘れただけで、忖度はしたと考えることもできる。

スポンサーに怒られていたからイコール圧力も忖度もなかったと考えることはできない。

間接的スポンサー

スポンサーと言っても間接的にも考えられる。

日本代表の試合のテレビ番組のスポンサーだ。

試合の番組の視聴率が悪ければ、その番組についているスポンサー企業に対して申し訳ない事である。

やはり視聴率を「1%でも2%でも」上げる為、サッカー協会も努力するべきである。

田嶋会長の独断

ハリルホジッチ前監督の解任は田嶋会長の独断であったのか。

つまり、技術委員会等には監督解任を事前に相談したが、理事会を開いて承認を取ったのは事後だった
https://dot.asahi.com/wa/2018051900006.html
本田との確執で解任?ハリルが質問状に“ゼロ回答”のサッカー協会をいよいよ提訴へ (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

技術委員会等と相談したといいつつ、技術委員長の西野氏は監督解任をまるで知らなかったようで、3月27日のウクライナ代表戦後には「もちろん継続して考えたい」とハリルホジッチ前監督の続投を明言していた。

つまり3月27日から4月7日までの12日間で「もちろん継続して考えたい」が解任へ180度変わったことになる。

この事を考えても田嶋会長の独断だった可能性は非常に高い。

選手を守るべき

日本サッカー協会会長は日本代表監督解任の12日前まで「もちろん継続して考えたい」という技術委員会の方針を、たった一人の独断でひっくり返す権限があるようだ。

協会は何の理由もなく契約を解除することができるという条項があったという。
https://dot.asahi.com/wa/2018051900006.html
本田との確執で解任?ハリルが質問状に“ゼロ回答”のサッカー協会をいよいよ提訴へ (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

これが本当で理由なく解除できるのであれば、なぜこれをそのまま利用して、選手とのコミュニケーションの事を出さずに会見が出来なかったのか。

選手をかばう事にもなる。

一体何の為にあやふやな解任理由の会見を行ったのか。

契約内容として理由なく解除できるのだと押し通すべきだったのでは。

田嶋会長にはそれくらいの判断はしてほしかった。

政治的未熟

田嶋会長が本来、踏むべき手順を踏まず、トップダウンで決断したことがわかる。その余波で、ハリル前監督だけでなく、日本代表スポンサーも激怒したというのだ。
https://dot.asahi.com/wa/2018051900006.html
本田との確執で解任?ハリルが質問状に“ゼロ回答”のサッカー協会をいよいよ提訴へ (3/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

この記事が本当だとすると、本サイトでは今回のハリルホジッチ前監督解任の騒動に協会内の政治的な理由を上げていたが、一部のスポンサーに根回しもしていなかったとなると、田嶋会長は政治的な事は得意でない人という事になる。

政治的に考えれば後援会やスポンサーへの事前の根回しなど初歩の初歩だ。

だとすれば会長選挙の時は田嶋会長本人ではなく、選挙参謀的な人が活躍したと考えられる。

または最初から政治的な動きなどなく、政治的に理にかなっていたのは偶然の重なりだったという事になる。

現日本サッカー協会会長は政治的には優れている人だと期待していたが、この記事が事実なら政治的に一番大事なスポンサーに対して根回しが出来ず、その周りにも参謀的な人々がいないのであれば、サッカー界にとっても非常に残念な事である。

不可解な理事会

不可解なことに日本サッカー協会のホームページで4月12日の決議事項を確認すると、代表監督の交代は明記されていなかった。https://dot.asahi.com/wa/2018051900006.html
本田との確執で解任?ハリルが質問状に“ゼロ回答”のサッカー協会をいよいよ提訴へ (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

確認してみたが、確かにおかしな議事録になっている。

ハリルホジッチ前監督の解任の決議が理事会で決議されたという内容が4月12日の第5回理事会の決議事項に記されていない。

そして次の5月17日の第6回理事会の決議事項の冒頭で

4 月 12 日開催の第 5 回理事会で報告の上、承認されたことを確認するとともに、念のため再度の承認決議をお願いしたい。

と4月12の第5回理事会では決議されていなかった事を明記してしまっている。

なんとおかしな議事録か。

どこかの国の官僚の文書の改ざん問題を思い出す。

まあ今のところ改ざんしていないだけましだが。

間違ってもこれから隠蔽・改ざんなどしないでもらいたい、もう多くの人が観ていますから。

本題へ話を戻すと、つまり田嶋会長は理事会の決議を得ずに解任して、事後にすぐ決議してもらう事なく、1か月以上経過してから決議してもらったという事になる。

政治的に考えて文書として残るのだから、この程度の理事会に対する事後承諾の取繕いはしてほしかった。

これを裁判でどのように説明するのだろう。

どこかの国の国会答弁のような回答は見たくはない。

裁判の経過

この裁判の結果を待ちたい。

これからも裁判の過程である程度の「さまざま」な事がわかっていくのではないか。

ハリルホジッチ前監督の解任の真実は田嶋会長の心の中を開けてみないとわからない。

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