クリンスマンが日本代表監督を否定

昨日7月8日18時頃クリンスマンが日本代表監督を否定するSNSを発信したという記事が出た。日本代表監督後任問題は混迷する事になっていきそうだ。力を戻そうとする原氏に協会内部のパワーバランスも変わるのか。

混迷の代表監督後任

5月23日に技術委員会のロシアワールドカップ後も日本人監督で行くという方向性から、西野監督の退任で森保代表監督就任かと思われが、ベルギー戦敗退の直後、クリンスマン氏を代表監督へ招聘との記事が複数のスポーツ紙から流れた。

昨日までの大勢はクリンスマン氏招聘が占めていたが、18時頃突如クリンスマン氏本人のSNSで日本代表監督就任の噂は真実ではないとの書込みが公開されたとの記事が出た。

強い否定か

明確にしておきたいが、日本で指導するという『うわさ』は真実ではない」とドイツ語と英語で1行ずつ、つぶやいた。
外部参考サイト:クリンスマン氏「日本で指導のうわさ真実ではない」 – 日本代表 : 日刊スポーツ

この文章の内容はほぼ他のスポーツ紙と変わらないのだが、日刊スポーツには加えて否定的なコメントが載せられている。

当該ツイッターを更新した後は、肉声であらためて「すべてツイッターに投稿した通りだ。それ以上、何も言うことはない」と話した。外部参考サイト:クリンスマン氏「日本で指導のうわさ真実ではない」 – 日本代表 : 日刊スポーツ

このコメントがあるならクリンスマン氏の日本代表監督の可能性は相当低いと考えていいのか。

この二つのつぶやきと肉声からは「迷惑だ」という感じも伝わってくる。

交渉を有利に

クリンスマン氏は日本サッカー協会との交渉を有利に運ぶため、この様な書き込みを行ったのか。

あまり前向きに日本代表監督をしたがると足元を見られて契約交渉時に不利なものを締結させられる可能性もある。

日本サッカー協会にはハリルホジッチに対するひどい仕打ちもあり、その事がいつ自分にも起こるかわからない。

そう考えれば契約の中にいろいろな条件を入れて自分がハリルホジッチの二の舞にならないようにするのは当たり前の事か。

田嶋会長の真意は

このサイトでは田嶋会長は日本人監督を望んでいると考えている。

しかしスポーツ紙によっては田嶋会長がクリンスマン氏招聘を前向きに考えていて、西野監督に留意しなかったのもその為だという趣旨の記事もある。

田嶋会長自身が過去にドイツ留学してサッカー指導者の勉強をしていて人脈を持っているのではないかと思ったが、田嶋会長が留学していたのは選手引退した1982年の翌1983年から1986年までの2年半なのでドイツ代表クラスの選手との人脈があるとは考えにくい。

外部参考サイト:田嶋幸三 – Wikipedia

もし田嶋会長がロシアワールドカップ後の外国人監督を希望していたとしたら、5月23日の技術委員会が日本人監督を推す方向性を決定をするはずはないと考えているのだが。

外部参考サイト:帰国会見で西野監督退任・後任監督はクリンスマンか | サッカー日本代表考察

原氏の存在

ただ現在の技術委員会の強化部会には4月から就任になっている原博実氏がいる。

外部参考サイト:公益財団法人 日本サッカー協会

2016年会長選挙でその年の2月に一旦は日本サッカー協会を辞職して、Jリーグ副チェアマンに転職したが、その翌月にJリーグ枠で日本サッカー協会の理事会の常務理事に返り咲いている。

外部参考サイト:原博実 – Wikipedia

Wikipediaによると原氏は人望が厚いらしく、Jリーグ枠で理事会のしかも常務理事に復帰できたのもその為ではないかといわれている。

技術委員長の関塚氏は早稲田大学のサッカー部時代に原氏の3学年後輩だった。

外部参考サイト:関塚隆 – Wikipedia

関塚氏はジェフ千葉(旧フジタ)の監督を2014年7月-2016年7月まで務めていて、フジタ派閥かと思っていたが、そう単純ではないのかもしれない。

ちなみに退任した西野監督は原氏の4歳上の早稲田大学サッカー部である。

原氏の強化部会就任は2020会長選挙の下準備とも思える。

2年間の外国人監督の前園案

前園氏がバラエティー番組で面白いコメントをしている。

外国人監督に2年間日本代表を担当させて、2年後に日本人監督でカタールワールドカップを戦うという案だ。

これはなかなか良い案だと考える。

4年ではなく、2年で監督を査定する事も技術委員会で決められている。

サイト内リンク:ラモス氏、武田氏、北澤氏、福田氏の立ち位置とコメント | サッカー日本代表考察

外国人監督の指導力も学べるうえに、ワールドカップが日本人監督で戦えるのは好都合ではないか。

外国人監督の指導プラス日本人の特性を生かしたサッカーが完成することになる。

ただこんな日本にとってだけの都合のいい話を外国人監督が了承するとは思えないが。

東京五輪とW杯アジア予選

2年という単位で考えると2020東京五輪が8月に終了する。

2019年まで外国人監督でアジアカップを戦ってもらって、2020年からは森保監督で戦えば五輪監督との兼務の大変さも半減するし、2022カタールワールドカップのアジア予選も森保監督で戦えることになる。

後任決定を焦るべきか

ロシアワールドカップで日本は短期でチームを作る事ができる証明をしてしまった。

これが良い事なのか悪い事なのかわからないが。

そして2年おきに監督の契約を見直す方針もある。

そう考えればここで焦って監督を決める必要はないのかもしれない。

但し年内にはキリンカップが6試合ある。

スポンサーの事を考えれば早く決めるべきなのだろう。

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